福島でネット広告を出すうえで、最初に考えることは「自分でやるか、人に頼むか」のどちらかではないかと思います。
自分たちでやるにしても時間はないし、詳しくもないし、何から始めればいいかわからないし。。。かといって外注をしようにもそれはそれでお金がかかるし信用できないし。。。
そんな風に堂々巡りを繰り返している方も少なくないのではないでしょうか。そこで、今回はネット広告は自社の中で運用すべきなのか、それとも外注に出すべきなのかメリット・デメリットを基に考えたいと思います。
まずは社内運用のメリット・デメリットからご説明します。
社内運用のメリット
・ノウハウを社内で蓄積していくことができる。
・広告担当者は社内のその他業務も兼任可能。
・広告費をすべて広告に回せる。(外注の場合手数料がかかるため純粋な広告費は少なくなる)
・自社の製品やサービスの強みを運用に反映しやすい。
社内運用のデメリット
・広告を配信するにあたって、最初に複雑な設定が必要。
・広告担当はその他業務と兼任することが多く、細かい運用ができないケースが多い。
・運用経験がないため、トライアンドエラーに時間と費用がそれなりに必要。
このように、社内運用を行う場合には担当者を置く必要があります。また広告を運用するにあたり勉強したり各種広告を出すにあたっての設定を行う必要があり、なかなか簡単には始められないという方が多いようです。
よく聞くご意見としては、
「経験のない社内の人間に試しに少額でリスティングを始めさせたが、結果が出ずすぐに打ち切りにした」というお話や、
「既にリスティング広告の運用はしているが、最初に作ったアカウントで少しは結果が出ているため、特にその後見直しやABテスト、改善は行わずにそのまま配信を続けている」というお話をよく聞きます。
これは非常にもったいないお話で、少額でも成果をきちんと出す方法はありますし、運用を続けているのであれば常に改善をしていくことで、より少ない予算でより多くの商品・サービスを売り出していくことも可能です。
では、外注のメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
外注のメリット
・広告配信までの細かい設定等をほとんどすべて任せられる。
・専任担当が細かく運用を行うことができる。
・過去の運用経験を基に、無駄なトライアンドエラーを省き効率の良い成果獲得に集中できる。
外注のデメリット
・ノウハウが社内に蓄積できない。
・手数料がかかるため、すべての広告費を広告のみに投下できない。
・自社の強みを運用に反映しづらい。
外注をすることで、すでに成功体験を有した専任担当が細かく運用を行うため、代行手数料を支払ったとしても自社運用より結果的に多くの成果を獲得することが可能です。
また、広告を出すにあたってほとんどすべての対応を丸投げしてしまえるため、本来自分たちが集中すべき本来の業務に集中してあたることができます。
特に福島という地方でネット広告を行っていくうえでは、東京の会社に依頼して丸投げしていても、なかなか自分たちのサービスや商品の強みをアカウントに範囲しづらいですが、
しかし、代行手数料がかかるためすべての費用を広告配信のみに回すことができず、広告の配信量は自社運用と比較すれば少なくなります。さらに外注にしてしまうことで社内に運用のノウハウが蓄積されないため、自社で運用を行う際にはまたゼロからのスタートになってしまうことも懸念されます。
これら自社運用か外注かを検討される際には、それぞれのメリット・デメリットを頭に入れておきながら決断していく必要があります。
安易に外注を依頼する前に、まずは自社の状況や今後の展望等をいくつかの広告代理店に相談してみることもお勧めします。
その際のポイントは、「任せてくれれば必ず成果をアップさせます!」という一本調子な代理店よりは、「この広告を出すことでこの程度の成果が見込めますが、最低だとこの程度になりますが配信しますか?」というように、きちんと依頼者の意見を聞きながら進めていこうとする『二人三脚の姿勢』があるかどうかだと思います。
広告主と広告代理店の関係は、単純な外注先というものではなく一緒に会社の一員としてその会社のことを考えてくれるかどうか、ではないでしょうか。