
「最近、チラシを打っても1件も注文がないんだよなあ」
「フリーマガジンに広告出してるけど、月1-2件しか注文がこないよ」
最近は福島の企業様からこんな話をよく聞きます。
もしかすると、このブログを読んでくださっているあなたにも、同じようなご経験があるのではないでしょうか。
今回は、福島県内でのチラシの効果は本当に無くなってきているのかどうか。
そしてなぜ福島のチラシは効果が無くなってきているのかについて、様々なデータを基にお話しさせていただければと思います。
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チラシを打つ企業は激減中
それでは、まず日本全体のチラシの市場についてお話しさせていただきます。
折込チラシを打つ企業の予算は10年間(2008年から2018年)でなんと2,245億円も減少しています。(6,156億円から3,911億円 電通調べ)
つまりは、多くの企業・会社が、折込チラシを出さなくなってきているということです。
その理由として、大きく2つの理由が推測できます。
1:新聞の発行部数の減少(10年間で5,149万部から3,990万部へ)(日本新聞協会調べ)
2:折込チラシの効果が出ないから
新聞の発行部数の減少に関しても、折込チラシの効果が出ないことも、インターネットの台頭が主な要因と考えられます。
最新のニュースは、スマホでパパッと読む人が多くなってきており、さらには無料で読むことができるため、わざわざお金を払って新聞を読む人は(特に20-40代)どんどん少なくなってきています。
その流れで、折込チラシを目にする機会は一気に少なくなってきています。
あなたは最近チラシを見ましたか?
一つあなたにお聞きしたいのですが、よろしいでしょうか。
あなたは最近、チラシを見ましたか?(少なくとも、私は最近ほとんど読んでいません。)

実は20代の50%以上、30代〜60代のなんと30%以上が、「ほとんどチラシは読まない」と言う調査結果があります。
(参照:しらべえ(全国20〜60代の新聞を取っている男女691名 2017/08/21)
逆に、「最近インターネットを使いましたか?」や、「Youtubeを見ましたか?」という質問ならどうでしょうか?
実は20代から50代までのなんと90%以上の人がインターネットを使っているのです。
(参照:総務省 平成30年版 情報通信白書)
つまり新聞やチラシはどんどん読まれなくなってきている一方で、インターネットを読む人は急増しているということがわかります。
これだけの事実がありながら、何も考えずにチラシを出し続けるということは、
魚がほとんどいない釣り堀で、ボーッと釣り糸を垂らして餌を無駄にしているようなもの。と言えます。
人がメディアと触れる時間は6.6時間
あるデータによれば、
「一人の人がメディア(テレビ・インターネット・雑誌・新聞など)に触れる時間は1日約6.6時間(396分)」(博報堂DYメディアパートナーズ「メディア定点調査2018」時系列分析より)
という結果が出ています。(詳しくは、以下のグラフをご覧ください。)

出典:博報堂DYメディアパートナーズ「メディア定点調査2018」時系列分析より
参考:①メディア総接触時間の時系列推移(1日あたり/週平均):東京地区
それではこのデータを基に、新聞を読んでいる人とインターネットを見ている人の時間を比較してみましょう。
新聞を読む時間:約12分
インターネットを見る時間:約200分
この結果を見て、あなたはどのように感じますか?もし私があなたの会社の広報担当であれば、
「インターネットに広告を出した方が効果的かもしれない」と思います。
なぜなら、圧倒的に「広告を見られる時間も回数も多いから」です。
さらにこれをパーセンテージに直せば、
「一日のうちに新聞が読まれる時間は、メディア接触全体の約3%」
「一日のうちにインターネットが使われる時間は、メディア接触全体の約50%」
であることがわかります。
これだけの圧倒的な差が、折込チラシとインターネットの間には生まれているのです。
これが、現在チラシの効果がどんどん無くなって来ている理由の一つだと、私は考えています。
インターネット広告では何ができるのか。
インターネット広告、ネット広告、web広告など、様々な呼び名がある中で、よく聞く声が
「ネット広告ってよくわかんない」
「ネット広告ってなんか怪しい」といったものです。
ここで1から詳しくお話しするのも、長々となってしまいそうなので、ネット広告ができることを具体的にいくつか挙げていきたいと思います。
例えばこんなことができます。
・あなたのお店から半径20km以内の人のスマホにだけ、広告が出せます。
・Youtubeにあなたの会社の動画やCMを流すことができます。
・「郡山 中古住宅」や「福島 転職」と検索した人にだけ、広告が出せます。
・30代未婚女性で、結婚や出会いに興味がある人にだけ、広告が出せます。
・Facebook上の福島県内に住んでいる40代男性にだけ、広告が出せます。
・あなたのサイトを訪れた人にだけ、バナー広告が出せます。
インターネット広告は、何よりその”絞り込み”に強みがあります。
年齢・性別・居住地はもちろんのこと、興味・関心・年収まで、あなたの会社がターゲットとする層に絞って、広告を出すことができるのです。
福島はまだまだ競合が少ない
現在、福島県内ではインターネット広告に力を入れている会社は非常に少ないと言えます。
それは逆に言えば「競合が少ない」つまりは「一人勝ちできる可能性が高い」とも言い換えることができます。
折込チラシやテレビに使っている広告予算をインターネットへ投下することで、その新たな可能性を試すことができます。
カントリーアドでは、今月より毎月3社まで無料コンサルティングの受け付けを開始致します。
コンサルティングの費用は一切いただきませんので、どんなご相談でもお気軽にお問い合わせくださいませ。