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リスティング広告を出すならYahoo?Google?


Yahoo! なのかGoogleなのか

こんにちわ。カントリーアドです。

福島でネット広告に十分な広告費をかけることができる企業は、そこまで多くないと思います。今回は限られた広告費を有効に利用するための、一つのポイントをお伝えしたいと思います。

それが『選択と集中』です。

限られている広告費なら、どの媒体にどれだけの広告費を投下するのかが非常に重要になってきます。なぜなら複数の広告枠に広く出稿することは、潤沢な予算をもつ大手企業と争わなければならなくなるためです。

潤沢な広告費があれば、10個広告を配信できる場所があればその全てで広告を出し、効果検証をしながら運用するだけでも効果は見込めます。しかしそうではない場合には、自分たちがターゲットとする層に届く可能性が高い媒体を選択し、広告費を集中的に投下して効果の最大化を測る必要があるのです。

その一つの例として、『リスティング広告を出すならYahoo!とGoogleどちらが良いのか』をお話しさせていただきます。まず結論から言わせていただけば、「一概には言えない」ということが言えます。

本末転倒に聞こえるかもしれませんが、これはこれで断然たる事実です。実際に私がリスティング広告の運用を担当した様々な企業様の中でも、同じ広告の内容でもYahoo!の方が成果が出たり、Googleの方が良かったりその結果は千差万別だったためです。

その事実を踏まえながら、あくまで感覚値としての主観的な意見を言わせていただくのであれば、

・主婦層、高齢者を狙うのであればYahoo!

・ビジネスパーソン、若年層を狙うのであればGoogle

というものがあります。

まずはYahoo!が主婦層に強いという意見に関してですが、これはそもそも各家庭に現在のようにインターネット回線が普及した際、パソコンでネットを見る時にほとんどの家庭のブラウザにはYahoo!が設定されていたことが影響しているように思います。

さらに、Yahoo!のTop画面は非常に様々なお役立ち情報があります。具体的にはお天気や最新のニュースなどです。Googleと比べた際に画面の賑やかさも安心感もあり、これが主婦層や高齢者がYahoo!を利用することが多いということの要因ではないかと思っています。

次に、ビジネスパーソンはGoogleを利用することが多いという意見に関しては、まずそのシンプルな検索画面が要因として挙げられます。余計な情報をざっと見るのではなく、Googleのトップ画面には検索窓があるだけで、余計な情報が入りにくく集中する時などにはGoogleが適していると感じている方も多いのです。

若年層にGoogleが広告出向先として適しているのはなぜかといえば、スマホで検索する際にGoogleからアクセスをする人が多いということが挙げられます。iPhoneやAndroidスマホなど、Googleが検索する際の入り口になることが多く、それゆえ若年層を狙うのであればGoogleがおすすめと言えます。

また、その他ポイントとして、Googleは様々な無料ツールを提供しています。具体的には皆さんもご存知かと思いますが大人気メールサービス『Gmail』や、エクセルに近い感覚で使用できる『スプレッドシート』、高機能なサイト解析ツール『Google Analytics』など、ビジネスユーザーでこれらツールを利用している方も少なくないと思います。そのため、自然にGoogleを利用することが多くなるのも当然ではないでしょうか。

しかし高機能・Yahoo!と比べると少しだけ複雑であるがゆえ、高齢者などにはGoogleはあまり利用されていないとも考えられます。

さて、ここまで主観的な意見を述べさせていただきましたが、実際のデータで見てみると、このような結果になっています。

2015年日本におけるパソコンからの利用者数TOP10

出典:TOPS OF 2015: DIGITAL IN JAPAN ~ニールセン2015年 日本のインターネットサービス利用者数ランキングを発表~

2015年日本におけるスマートフォンからの利用者数TOP10

出典:TOPS OF 2015: DIGITAL IN JAPAN ~ニールセン2015年 日本のインターネットサービス利用者数ランキングを発表~

この表から読み解けることは、

パソコンから検索する人でYahoo!を利用した人は3,892万人、Googleを利用した人は2,491万人と、パソコンからのアクセスはYahoo!の方が約1,400万人多い

スマホから検索する人はYahoo!を利用した人は4,446万人、Googleを利用した人は4,735万人と、約300万人ほど多い

ということです。これは2年前のデータですので、現在ではスマホからの検索がさらに多くなっていることが予想されます。

その他調査をみれば、Yahoo!とGoogleの利用者数はそこまで差はなくなってきているようです。

これら様々な状況を鑑みれば、主婦層や高齢者などにはYahoo!、若年層やビジネスパーソンにはGoogleが広告配信先としては適しているように思います。

まずはこのような仮説立てをしながら、自社サイトからの売上・集客をあげるためにはどちらを選択すべきかを考えていくべきだと思います。

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