こんにちは。カントリーアドです。

現在郡山を拠点として営業活動を行なっておりますが、その中で実に様々な広告手法があることを実感しております。
今回はその中でも、郡山で集客をする上でどのような広告があるのか、そしてどのようなプランニングで広告を出稿すべきなのかを多面的に検証していきたいと思います。
広告の種類
まずは広告の種類から調べてみます。郡山市内のユーザーに対して訴求可能な広告は以下の通りです。
・チラシのポスティング
・看板広告
・新聞広告
・テレビCM
・フリーマガジンへの掲載
・ネット広告
ユーザーに対しては非常に多種多様な宣伝方法があることがわかりますね。
それではこれら広告がどのような部分で強く、どのような部分で弱いのか、そして実際に出稿する際にはどの地域に配信できて、どの程度費用がかかるのかを比較検証していきたいと思います。
チラシのポスティング

広告を出す、と考えたときにまず思いつくのがチラシ、という方も多いのではないでしょうか。御社のサービスを知らない方にもプッシュ型で広告を出すことができますので、新店舗開店や安売りセールなど、タイムリーな場面で強い広告と言えます。
・メリット
潜在層に強い。御社のサービスやお店を知らない方にも大きなビジュアルでアピールすることができる。また集合住宅や戸建てなど、居住体系によってポスティングを絞り込むことができ、単身者や家族などのターゲティングができる。
・デメリット
インターネットの台頭により、チラシを読まれる機会が減少してきている。特に折り込みチラシの場合、近年の新聞の購読率の低下により配信先も減ってきてしまっていることも懸念される。さらに、年々チラシに対する広告費は減少傾向にある。
・配信可能地域
郡山市内全域に対してポスティングが可能。各社平均して10万戸ほどのポスティング先を確保している。
・費用
チラシ代(デザイン制作+10,000部印刷)50,000円
ポスティング代(戸建て指定配布)@7円×10,000部 70,000円
1回 計120,000円
※参考価格
看板広告

車を運転する人がほとんどの郡山では、至る所で看板広告を目にすることと思います。大きな文字で見る人へインパクトを与え、集客へと繋げてくれる広告です。ほとんどの場合年間契約ですので1年を通して看板での訴求が可能です。
・メリット
交通量の多い所に設置することで、より多くの不特定多数の消費者に対して訴求ができる。また年間契約が基本のため、比較的低単価で1年を通しての広告宣伝が可能。
・デメリット
看板広告はあくまで景色の一つとしてしか感知していない人も多く、年々その訴求力は落ち込んでいる。最近では「広告募集」という空き看板も目につく状況となっている。またターゲティングができないため、実際どの程度集客につながるのかは不透明。
・配信可能地域
郡山市内至る所で看板での広告宣伝が可能。いかに自社のターゲットが通りそうな場所に広告を出せるかが重要。(しかしそれを探すことは実際のところ困難)
・費用
年間150,000円 化粧料50,000円
1ヶ月 計16,666円
※参考価格
新聞広告

福島でも多くの企業が出稿した経験があるであろう新聞広告。テレビやネットが普及するまではその影響力は非常に大きいものがありましたが、若年層の新聞離れや購読者の減少からその影響力はどんどん低くなってきています。逆に考えれば高齢者への影響力は未だ保持しているとも言えます。
・メリット
購読者には若年層よりも高齢者の方が多く、自社のターゲットがその層であれば出稿する価値はまだ十分にあると考えられる。また購読者はきちんと新聞を読み込むことが多いため、広告を目にしてもらう機会も多いと思われる。
・デメリット
若年層に対する訴求力は失われつつあり、事実として発行部数や読者数は年々右肩下がりとなってきてしまっている。そのため訴求できる範囲や層は減少してきている。
・配信可能地域
郡山市内全域の購読者に対して配信が可能。
・費用
社会面 突き出し 52.5×66 231,000円
1回 計231,000円
※参考価格
テレビCM

広告予算に余裕がある企業であればその影響力は非常に大きい広告です。
ほぼ全世代に対して同時に配信することができるため、商品やサービスの宣伝はもとより、認知度の向上やブランディングにも最適な広告と言えます。
特に地方においてはテレビの影響力はいまだ圧倒的であり、予算面で折り合いがつけば利用しない手はない広告手法といえます。
・メリット
全ターゲットに対して訴求することが可能。視聴率も高いためより多くの人へ訴求したいのであれば出稿の価値はある広告。認知度向上やブランディング面でも一定の効果が見込める。
・デメリット
効果測定が難しく、費用面でも非常に高額となるため、広告費に余裕がある企業でなければ出稿は難しい。
・配信可能地域
郡山市内全域で配信可能。
・費用
平日19:00–23:00 30分クラス 800,000円
※参考価格
フリーマガジンへの掲載

その地域の気になるニュースやセール情報、クーポンなどを求めて多くの人が手に取るのがこのフリーマガジンです。自分から手にとって読んでもらえるため、最後まで読んでもらえる確率は高く、そのため広告の閲覧率も高いものと思われます。
・メリット
各フリーマガジンによってそのターゲット層が違うため、自社がターゲットとする層に対してどのフリーマガジンが最適か選定した上で広告を出稿することができる。また特集などでピックアップしてもらえれば、より多くの集客が見込める。
・デメリット
そもそもフリーマガジンを取らない層もあるため、訴求しきれない層がある。効果測定の難しさもある。(工夫次第で改善は可能)さらにはフリーマガジンが配布されている場所以外では認識してもらえない。
・配信可能地域
郡山市内全域で配布されている。
・費用
1/8ページ 88×60.76
掲載料金 42,000円 制作料金 8,000円
1回 計50,000円
※参考価格
ネット広告

近年テレビに次ぐ広告となり、2017年の日本の総広告費の6兆3,907億円中の1兆5,094億円がこのインターネット広告費として出稿されるほど人気が高まっている広告です。
ユーザーが検索した際のみ広告を配信するため、無駄な広告配信を防ぎコストを下げることができます。
ターゲットも潜在層から顕在層までカバー可能。また効果測定や地域の細かいセグメントが可能など、まさにこれからの時代の広告と言えます。
・メリット
例えばリスティング広告の場合、ユーザーがインターネットで何かを検索した場合に広告を出し、クリックされなければ課金されないためにコストを低く抑えることが可能。
また自分のお店から20km以内にいる人にだけ配信したり、費用に対してどの程度の集客があったのかをデータで集めることもでき、改善もしやすい広告と言える。
・デメリット
インターネットに触れない層に対しての訴求は不可能。(しかし福島県では約80%の人がインターネットを使用しており、カバーできる範囲は非常に広い)
・配信可能地域
郡山市内全域での配信が可能。(もちろん全国への配信も低価格で行うことが可能)
・費用(リスティング広告)
10,000円〜
まとめ
現時点で郡山市内で出すことができる広告をおまとめしてきました。
いずれも一長一短ありますが、自社のターゲットやタイミングなどで、どの広告を選ぶかは変わってくることかと思います。
もし私がある企業で広報・販促の担当として採用され、毎月の予算が300,000円という風な状況に置かれたとしたら、おそらく真っ先に取り掛かるであろう広告はWeb広告です。
(もちろんターゲット層によって、紙媒体やテレビCMなどでの宣伝を行うことも効果的です。しかしweb広告もかなり広いターゲット層に対して、訴求が可能な広告手法です。)
その理由は、「少ない費用で狙ったターゲット(しかも優良見込客)に対して、ピンポイントで広告を配信することができる」という点です。
さらにWeb広告であれば「先月の広告費用に対して、何人の集客、いくらの売り上げに繋がったか」をデータとして蓄積していくことも可能であり、
このマーケティングデータやノウハウの蓄積こそ、Web広告の優れた部分であると思います。
データを活かし、次につなげていくことができるWeb広告は、日本全体でも年々広告費が急上昇している人気の広告の一つです。
郡山市で営業をされていらっしゃる企業様は、まだまだweb広告に対して懐疑的であり、その可能性を疑ってすらいらっしゃいます。
しかし県内の人口は年々減少していくだけというこの状況の中で、今までと同じ広告宣伝の手法が通用し続けるでしょうか。
カントリーアドでは経験豊富なコンサルタントがマンツーマンで、あなたの会社のサービス・業態に応じた最適なweb広告のプランを立案・運用・改善することができます。
ぜひこれからの広告宣伝のお話をさせて頂ければと思っております。
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