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福島のこれから

更新日:2020年10月22日


少子高齢化が叫ばれて久しい現代。

皆さんも日本の人口が急速に減少していることはご存知のことと思いますが、実際にどの程度減少していくのかご存知でしょうか。

内閣府が発表した平成29年版高齢社会白書のデータを見ると、以下のような推移を辿ると予想されています。

年齢区分別将来人口推計

出典:内閣府 平成29年高齢社会白書

平成29年(2017年)現在は1億2千万人を超える日本人が、36年後の平成65(2053)年には1億人を割って9,924万人となると予想されています。これだけでも、日本の人口減少がかなり深刻だということがお分かりいただけると思います。

それでは私たちが住んでいる福島県の人口はどのように推移するのでしょうか。

福島県の人口推移のグラフ(総務省「国税調査」を元に2015年以降福島県による推計)

1997年には214万人いた福島県民も、2015年には188万人になり、2040年には147万人と、大幅な減少傾向にあります。

このような状況から、福島でお店や会社を運営していくうえでの問題が浮かび上がってきます。 それは、『福島の人口減少に伴う仕事の減少』です。

単純に考えて福島全体で人口が減少していくということは、お客さんを呼び込んだり仕事を獲得するうえでその絶対数が減っていくことを意味します。 これからはその問題と向き合いながら経営戦略を練る必要があります。

経営戦略を考える上で、その選択は大きく2つに大別されます。それは

・福島県内でその少ない絶対数を奪い合う

・県外に目を向け積極的に新規開拓を行う

の2つです。

このどちらにも対応できるツール。それが『ネット広告』なのです。

しかし現状のところ、福島では広告といえば

・紙媒体(チラシ、フリーマガジン、新聞等)

・テレビCM

・交通広告(交通量の多い道路沿いの看板等)

がほとんどではないでしょうか。

もちろんそれらも一定の効果を生むことに異論はありませんが、実際に広告がどの程度の収益につながったのか、果たしてその広告の価格は妥当なのか、どの部分を改善していけばいいのか等、広告主側でコントロールしづらいところが多いのが問題です。

(とはいえ、重要なのは「紙媒体は止めて、インターネット広告へ切り替える。」という単純なことではなく、自社のターゲットに対してどのような広告手法が適切なのかを冷静に判断し、選択することだと考えます。)

ネット広告では、「広告がどの程度収益につながったのか」を知り、「お客さんに何回見てもらえたからこの価格を払う」と納得し、「広告を出した結果見えてきた悪い部分」を改善していくことが可能な点が優れていると言えます。

では、具体的に福島でネット広告を出す場合のメリットはどれくらいあるのか、列挙していきます。

1:競合が少ない

現時点では福島県内でネット広告に積極的に投資しているお店、企業は非常に少ないように思います。それはつまり、今ネット広告を出せば一人勝ちになれる可能性が高いことを意味します。

「ネット広告なんて意味がない」と考えるか、「競合が少ないならやってみようか」と考えるか、どちらを選ぶかが今後の集客量の面での差になってくるでしょう。

2:県内だけでなく県外の顧客を狙える

県内の人口が少なくなってくるのであれば、その目を県外にも向ける必要があります。

ネット広告であれば非常に低単価で、全国に向けてあなたのお店、会社の商品・サービスを発信していくことが可能です。

3:自分の店から車で30分以内の人にだけ出せる広告がある

リスティング広告と呼ばれる広告であれば、広告を出す地域を市区町村単位まで指定して配信することができます。これにより自分が本当にターゲットとしている人にだけ広告を見てもらうことができるのです。

これは一例で、他にも”広告を出す時間帯や曜日”、”広告をスマホで見てもらいたいのかPCなのか”などの非常に細かいところまで設定をして、広告を出すことができます。

これは紙媒体などでは難しい販促であると確信しています。

4:これから顧客は「ネットに弱い大人世代」から『ネットに強い子供世代』へシフトしていく

昭和の日本を支えてきた団塊の世代。その後の日本を支えてきたのがその子供たちである「団塊ジュニア」です。しかし今後積極的な経済活動を行っていくのはさらにその下の世代です。

時がたつにつれ、消費者たちのネットの習熟度は高まり、スマホの所有率も圧倒的になっていきます。

新聞はどんどん読まれなくなり、折り込みチラシの効果は低くなってきます。

(実際のところ、電通が発表した2016年日本の広告費によれば、「インターネット広告費」は1兆3,100億円、「新聞広告費」は5,431億円と、3倍弱ほどの開きがあることからも、今後もさらにネット広告の重要性は高まっていくことが予想されます。)

その波を逃さぬよう、今からネット広告のノウハウを蓄積していくことが、これからの時代には必要不可欠となってきます。

5:紙媒体では難しい”広告の改善”が可能

「先月はあんな広告だったけど、何となく反応が悪かったから今月はこれでいこう」そんな会話、されていませんか?


紙媒体のデメリットの最たるものの一つが、『広告の効果が見えづらい』ということではないでしょうか。ネット広告であれば、何人の人が広告を見て商品を購入したか、あるいは何分でホームページを離れたか、それはどのページだったのかまで、つぶさに見て取ることができます。

そのようにして得た詳細なデータをもとに、常に改善していくことでより効果の高い販促活動を行うことができるところが、ネット広告の強みといえるでしょう。

6:適正な価格で効果の高い広告出稿が可能

テレビCMは非常に多くの方に短期間で広告をばらまくことが可能です。短期間で認知度を上げたりブランディング(自社のブランド力の向上)として取り組まれている方もいらっしゃると思います。

しかしテレビCMはかなりの高額です。(筆者の知りうる限りでも100万円~)また、せっかく配信しても消費者の方がちょうど目をそらしていたりトイレに行ったりしていれば、本当に届けたい人へ広告が届かないことになってしまいます。

ネット広告は、消費者の方が「興味のある時(検索した時)」にのみ、「実際に見ている画面上」に広告を配信することができます。これにより、本当に広告を届けたい人に届けたいそのときにピンポイントで広告を届けることができます。

その点を考えても、ネット広告の費用対効果の良さがわかるのではないでしょうか。

いかがでしたか?

もしかしたら今、効果が出づらい広告を出してはいないでしょうか。

福島の現状を改めて感じていただき、ネット広告に可能性を感じていただければ幸いです。

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