今回は、「福島の企業はSNSとどう向き合うべきか」について、私なりの視点でお伝えさせていただければと思います。
この記事を読んでいただければ、
・SNSとは何か
・代表的なSNSのデータ
・福島のSNSの問題点
・福島の企業がシェアすべき内容
・福島のSNS運用担当者が心がけるべきこと
などがお分かりいただけます。
そもそも「SNSって何?」という方も、「SNSはやりたいけどよくわからない」という方にも、少しでも参考になればと考えております。
早速始めさせていただきます。
SNSとは何か
SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービスの略で、これは実例を挙げた方が分かりやすいかもしれません。
<代表的なSNSの例>
・ LINE
この辺りが、SNSと呼ばれるものです。
4つの代表的SNS
それでは、代表的なその4つのSNSについて、一つ一つ簡単に触れておきます。
<Facebook(フェイスブック)>
国内2,800万人が利用しているSNSです。
アカウントを作成し、テキスト・写真・動画などを使って自社の情報やイベントをシェアすることができます。
フェイスブックは意外にも、40-50代の利用者が最も多くの割合を占めており、全世代的に利用されているSNSであると言えます。
<Instagram(インスタグラム)>
国内2,900万人が利用。
アカウントを作成し、写真か動画を使って自社の情報やイベントをより視覚的にシェアすることができます。
インスタグラムは20-30代の若い世代に多く利用されていて、いかにシェアしたくなる写真で人を引きつけられるか(いわゆるインスタ映えと呼ばれるものです)が、非常に大事な要素となります。
<Twitter(ツイッター)>
国内4,500万人が利用。
アカウントを作成し、140文字の中でその時その時の情報を呟き、それが興味深いもの、面白いものであれば拡散していく仕組みのSNSです。
拡散力では他の追随を許さないほど圧倒的な強さを誇りますが、その分炎上してしまう可能性も孕んでおり、よりしっかりとした管理体制が求められるSNSであるとも言えます。
<LINE(ライン)>
国内7,900万人が利用。
今や日本の約2人に1人が利用しているチャットサービスです。
このラインにも”タイムライン”と呼ばれるものがあり、自社のニュースや出来事を告知・シェアする目的で多用されています。
利用者は40代を中心に全世代的に幅広く利用されています。
福島の企業はどのSNSから始めれば良いか
私がオススメしたいのが、<自社のユーザー層に合ったSNSから始める>ということです。
つまり、若年層(20-30代)をターゲットとする会社なのであれば、まずはInstagramから始めるべきですし、
40-50代が中心なのであればFacebookから始めるべきだと思います。
Twitterは少し管理が難しく、よく知られる大企業ですら炎上することがままあります。ですので管理体制をしっかりと整えた上での運用が求められます。(これはSNS全般に言えますが)
そのため、まずはFacebookかInstagramが最適であると思われます。(もちろんLINE@などの利用は非常に重要です)
まずは一つだけでも取り組んでみる
SNSにはFacebook,Instagram,Twitter,LINEの4大SNSと呼ばれるものがあり、全て無料で管理・運用することができます。
取り組み方としては様々あるかと思いますが、まずはとにかく一つだけでも取り組んでみることをお勧め致します。
(もちろんしっかりとした運用が行える人材がいる、もしくはそれを実現できる体制が整っていれば、当然多くのSNSを同時に運用された方が好ましいと言えます)
一度に全てのSNSを始めても問題はありませんが、まずは思い切って運用するSNSを絞り込み、局所集中・一点突破の気持ちでその一つに全勢力を傾けることで、
「SNSとはどういうものなのか」や「更新する癖」をつけることができれば、自然とその他のSNSにも流用できるようなノウハウやコツがだんだんと掴めてくるのではないかと思います。
福島の企業がSNSで抱える問題
とてももったいないことですが、福島ではこのような形でSNSを利用されているケースが散見されます。
「イベントをするときだけシェアしている」
「何かニュースがない限りはシェアしていない」
「1年に3-4回しかシェアせず、ほぼ放置状態」
この状態のSNSアカウントでは、仮にユーザーが訪れてくれたとしても、以下のような感想を抱かれてしまう可能性があります。
「イベントの情報しかないけど、結局この会社ってどんな会社なの?」
「ニュースばっかりしか書いてないし、その裏側が全然見えてこない」
「前の更新が1年前か。この会社営業してるのかな?」
ここから、福島の企業のSNS運用についてある問題が浮かび上がってきます。
それは、<福島の企業のSNSの運営には「シェアする内容」と「シェアする更新頻度」が不足している>ということです。
更新頻度が低いのはそもそも好ましくないことですが、それと同時にシェアする内容も考えていかなければならない部分となります。
次の章から、実際に何をシェアして、何に気を付けるべきかをお伝えしていきたいと思います。
福島の企業はSNSで何をシェアすべきか
それでは、福島の企業はSNSで何をシェアするべきなのでしょうか。
簡単にですが、いくつか例を挙げたいと思います。
・キャンペーン
・社外や社内のイベント
・社長の想い
・会社の想い
・社員が語る会社のこと
・仕事の事例
・お客様からの声
・クーポン
・メイン業務以外の活動報告
・会社での訓練・修行の様子
・商品やサービスの製造工程
このように、かなりシェアできることはあるのですが、残念ながら福島の企業でこういった内容を全て網羅できている会社はほとんどありません。
たいていの場合は、SNS運用担当の方のひとり語りか、イベント情報を不定期(長い場合には数ヶ月おき)に更新されているだけというケースが多く見受けられます。
正直に申し上げますと、そのような形ではユーザーの心を御社へ強烈に惹きつけることは難しいと言えます。そして、実はそこにもう一つ大切な要素が抜け落ちているのです。
それが「ユーザー目線」です。
御社のアカウントが投稿した内容を見て、ユーザーはどのような印象・気持ちになるのか。もしくはユーザーに対して有益な情報を提供できているのか。
「ユーザー目線」はSNSを投稿する上で、非常に重要なポイントであると言えます。
SNSは、あなたがシェアする内容と”ユーザー目線”が合わさったときにこそ、魅力的に輝いてくるのです。
福島の企業はSNSでまず何をするべきか
結論から言いますと、「更新し続ける」ことがまず第一だと考えます。
(もちろん最低限、「会社の不利益になるような内容はシェアしない。」「ユーザーにとって有益な情報を発信する」などということは必ず守っていく必要がありますが)
何よりも更新し続けることを主眼におくべきです。(更新しさえすればいいということではありませが、更新し続けることで得られる副産物は多いのです)
ということを聞いて、もしかして今あなたは「更新するネタがない。」「SNSってわからない。」などと、思考を停止してしまってはいないでしょうか。
しかしここで思い直していただきたいのですが、最初から全てを計画してできることは、実は稀だと思うのです。
更新するネタがない、よくわからないながらも、先ほど挙げさせていただいたシェアするべき内容を参考としていただき、とにかく更新をし続ける。
そうすることで、少しずつ「これに関連してあれもシェアしよう。」や「こういう情報もアリかもしれない。」など、
だんだんとコツが掴めてくるものです。
しかしはじめから更新の頻度が低ければ、いつしか「面倒だからいいや」と放置されてそのまま。という状況になりかねません。
(事実、福島の多くの企業がその状態に陥ってしまっています。)
だからこそ、まずは更新を続けましょう。初めのうちは少ない情報量でも、とるに足らないことをシェアしても全く問題はありません。
更新し続けることによって、得られるものは確実に存在します。
福島の企業のSNS運用についてのまとめ
これまでにお話ししてきたことをまとめるとすれば、このようになります。
・福島の企業はSNSをまず一つでも始めてみることが大切。
・シェアする内容にはユーザー目線が欠かせない。
・まずは深く考えすぎず更新をし続ける。
これを愚直に続けていくことで、だんだんとご自分たちなりの「運用のスタイル」が構築されてくると思います。
運用のスタイルが構築されてきたあとは、そのスタイルを研ぎ澄まし文書化することでマニュアル化もでき、より少ない労力でSNSの運用を続けていくことが可能になってきます。
福島の広告と、これから
当社、カントリーアドではインターネット広告を始めとし、SNSの運用サポートなど、インターネットを使ったブランディング・顧客獲得のお手伝いをしております。
御社とユーザー(消費者)を繋ぐものは、現代においては紙からインターネットへと徐々に移り変割りつつあります。
私はそのお手伝いをすることで、最終的には福島県全体をインターネットの力で活発化できるのではないかと考え、日々サポートをさせていただいております。
どんな小さな質問でも、私の持ちうる知識・経験を総動員してお答えさせていただきますので、何かご不明点やご要望がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
皆様のSNS運用がうまくいくことを、心から願っております。
カントリーアド
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