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Web制作会社、システム会社、インターネット広告代理店の使い分け方【福島の企業向け】


「インターネット」がこの世に誕生してからすでにかなりの年数が経過し、福島県内でも多くの企業様が様々な場面でご活用されていらっしゃることと思います。


例えば自社のホームページを作成したり、社内業務の効率化のためにシステムを導入したり、インターネット広告で販促活動を行ったり、その汎用性の高さは留まることを知りません。


そして多くの場合、福島のほとんどの企業様は自社でそれらを作成・構築されるというよりも、それぞれを専門の会社へご依頼されていらっしゃることと思います。


そこで今回は、「御社がインターネットを使って行いたいことを、どの会社へどのように依頼すべきなのか」を、可能な限りわかりやすくおまとめさせていただければと思います。

 

きっかけ:お客様からのある一言

実はこの記事を書くきっかけとして、こんな体験がございました。


リスティング広告を配信する際にLP(ランディングページ)を制作する流れとなり、その際に、お客様がこのようなことをおっしゃられました。


「システム会社に知り合いがいるから、LPのこと相談してみようかな」


ここで恐れながら申し上げますと、LPのご依頼をされる際の相談先として、システム会社へ相談されることは最適であるとは言えません。(もちろんLPの制作に詳しい方がいらっしゃれば話は別ですが)


理想を言えば、「Web制作会社」と「インターネット広告代理店」に相談することで、より理想に近いLPを作り上げることができるようになります。


このように、福島の企業様の中では「Web制作会社」「システム会社」「インターネット広告代理店」の分類の仕方がよくお分かりでいらっしゃらない場合が多いと感じ、その部分を詳しくご説明させていただくべく、この記事を書くことと致しました。

 

3つの会社の主な業務・得意分野について


ここからは、「Web制作会社」「システム会社」「インターネット広告代理店」の3つについて、主な業務と得意分野についてお話しさせていただきます。


<Web制作会社>

Web制作会社の主な業務は、その名の通りWebサイト(ホームページ)を制作することにあります。


具体的に言えば

・ホームページの制作、改修、修正

・バナーの制作

・LPの制作

などが挙げられます。


基本的な流れとしては、まずお客様のご要望や実現されたいことなどをヒアリングし、その情報を元に構成案(ワイヤーフレーム)を作成します。


その構成案に沿ってデザインを制作し、さらにそのデザインをコーディングと呼ばれる作業で表現していきます。


そしてそのコーディングに裏側で動くシステムを組み込むことで、ホームページは完成します。(細かく言えばまだまだお話しすべき点はございますが、本記事でお伝えしたいことはその部分ではなく、また混乱を防ぐためにもその他の項目はここでは割愛させていただきます)


これまでWeb制作会社は、「ホームページなどを作るだけ。」という場合が多くございましたが、現在ではGoogle Analyticsなどの解析ツールを用いたホームページの改善提案を行ったり、他にも動画やアニメーションの制作、


さらには申し込みにつながりやすいホームページ制作に特化した制作会社も登場するなど、その業務範囲は広がりを見せてきています。


<システム会社>

その名の通り、システムを開発したりカスタマイズしたりといった業務を主に行うのが、このシステム会社と呼ばれるものです。


具体的には企業における業務システムの開発として、以下のようなシステムを開発することが挙げられます。


・受発注管理システム

・顧客管理システム

・営業管理システム

・勤怠管理システム


この他にもクライアントの求める要望に合わせて、業務効率を最適化するためのシステムを開発することなどが求められます。


<インターネット広告代理店>

その名の通り、インターネット上での広告宣伝を代理で行うのがインターネット広告代理店です。


具体的には以下のような業務を行います。

・リスティング広告の運用代行

・SNS広告の運用代行

・Youtube広告の運用代行

・SEO(コンテンツマーケティング含む)のコンサルティング


また、インターネット広告の運用代行を行うだけでなく、企業のホームページの解析データを元に分析を行い、ホームページの改善提案を行うこともあります。


マーケティングの知識を駆使し、より「売り上げにつながる広告宣伝」を行ったり、「売り上げにつながるホームページの改善提案」を行うことが可能です。


※ここで挙げた主な業務はあくまでも一例であり、各Web制作会社・システム会社・インターネット広告代理店によって、対応可能な領域は大きく変わってきます。


重要なことは、御社がお取引をされていらっしゃる会社、もしくはこれからお取引をしようとご検討中の会社が、どの領域までを対応可能であるのかということを、予めしっかり把握しておくことにあります。


「ここまでやってもらえると思っていたのに」「これができないと困る」と後から後悔しないためにも、前もってきちんとした確認を行っておくことをお勧め致します。

 

うまく使いこなしたいインターネット広告代理店


ホームページを制作される際には、「インターネット上から顧客を獲得したい」と思われる企業様は少なくないのではないでしょうか。


もちろんブランディングの意味合いでホームページを制作される場合や、すでに知名度がある企業などはそのイメージに沿って制作される場合もあるかとは思いますが、


どんな場合においても、ホームページから顧客を獲得できるに越したことはないと考えます。(事実、知名度の高いブランドにおいても、ブランドサイトと別にECサイトを開設するなど、顧客の獲得は非常に優先度が高い項目の一つです。)


その際にうまく活用していただきたいのが、インターネット広告代理店の存在です。

例えばホームページをリニューアルする際、Web制作会社はクライアント様のご要望やご意向を基により良いホームページを制作していきます。


その際にぜひプラスしていただきたいのが、データを基にした改善案です。


具体的にはGoogle Analyticsと呼ばれる解析ツールから得られる膨大なアクセスデータを基に分析を行うことで、旧ホームページが抱えていた問題点をデータから見つけ出すことができます。


例えば、旧ホームページで離脱率が高かったページや、申し込みフォームの改善点、メニューの整理の必要性など、より現実的かつ具体的な改善案が浮かび上がってくることと思います。


もしクライアント様もしくはWeb制作会社内に解析ツールのデータを読み解ける方がいらっしゃれば理想的ですが、そうでない場合はぜひインターネット広告代理店にもご相談されることをおすすめ致します。


インターネット広告代理店の中には、多くの場合Google Analyticsなどの解析データから、「ホームページの中で改善すべき点」を見つけ出すことができる人間が在籍していることが多く、その視点は今後のホームページ改善を考える上で、必要不可欠なほど重要となってきております。


このように、Web制作会社とインターネット広告代理店をうまく使うことで、「インターネット上から顧客を獲得したい」という要望にグッと近づいたホームページへリニューアルをすることが可能となります。


※インターネット広告代理店の中には、リスティング広告だけを専業で行う会社などもあり、データ解析に関しては行っていない場合もございます。この点からも、予めどの領域まで対応が可能なのかを確認しておくことが重要となります。

 

まとめ


ここではWeb制作会社、システム会社、インターネット広告代理店の使い分け方について、詳しくご説明してまいりました。


インターネットで実現したいことに対して、どの会社に依頼すべきか、どの会社に相談すべきかをお考えになられる際に、微力ながらもこの記事が参考となるようなものであることを切に願っております。


本記事内で説明不足な点、逆に「ここが違っている!」などお気づきの点などございましたら、いつでもお問い合わせページよりご指摘をいただければ幸いです。


さらには「こんな問題があるが、どう解決すればいいかわからない」など、何かお悩みの点等ございましたら、いつでもお気軽にご相談くださいませ。


福島の企業のWeb担当として、皆様のお力に少しでもなれればこれほど嬉しいことはございません。



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