「チラシならやったことあるけど、ネット広告っていまいちやる気にならない」とは、実際にお客様からお伺いしたことがある、率直なご意見でございます。
特に福島県のようにネット広告が一般的ではない地方においては、まだまだリスティング広告などのネット広告を試したことすらない企業様方がほとんどではないでしょうか。
今回はそんな状況を鑑み、福島県内ではどの程度の企業がリスティングの運用を行っているのかについて、独自の視点から調査してみたいと思います。
※リスティング広告について「よくわからない」という方は、先にリスティング広告とはをご覧頂ければ幸いです。
福島のリスティング運用状況の調査方法
総務省によれば、福島県のインターネット利用者の割合は2018年で72.3%であることが判明しており、「知りたいことがあればネットで調べる」という傾向は年々強まっております。
実際にどの程度の企業がリスティング広告を出稿しているのか、調べる方法はとてもシンプルです。
「実際にキーワードを入力して検索してみる」
これだけで、御社の競合にあたる企業がリスティング広告を出稿しているのかどうかを、調べることができます。
実際に、いくつかの業界の出稿状況を調べてみたいと思います。
「中古車 福島」
赤枠で囲んだ部分が、実際のリスティング広告の広告枠であり、画像を見ていただければわかるように、
現在は4社(検索結果下部にも広告枠があるため、本当はもっと)が広告を運用していることがわかります。
具体的には、
・ガリバー
・福島トヨタ自動車
・福島トヨペット
・軽自動車のダイキュー
などが、それぞれの広告文を消費者に対してアピールしています。
「ハウスメーカー 福島」
「ハウスメーカー 福島」で検索すると、このように様々な企業がリスティング広告を運用していることがわかります。
具体的には
・株式会社A.C.Regalie
・クレバリーホーム
・Web住宅展示場3215
・ジェイウッド
などの企業が、家づくりの宣伝や住宅見学会への集客のために広告を配信しています。
「税理士 福島」
「税理士 福島」で検索しても、やはり多数の会社が広告を運用していることがわかります。
しかしこのキーワードで配信をしているのは税理士事務所自らではなく、おそらくは
「税理士事務所を紹介する仲介サイトが、登録してくれている税理士事務所のための集客を促進するために、リスティング広告で宣伝している」という状況が読み解けます。
事実リスティング広告を出しているのは
・決算料ゼロ円税理士
・税理士紹介センター
・税理士紹介ドットコム
など、仲介サイトばかりとなっています。
「塾 福島」
「塾 福島」で検索すればおわかりいただける通り、もはや教育業界においての広告・宣伝活動にはネット広告を無視することはできないというほど、
数多くの塾がリスティング広告から生徒を確保しています。
ここに表示されているだけでも、
・ナビ個別指導学院
・ベスト個別学院
・メガスタディオンライン
・河合塾
など、名だたる企業がリスティング広告を運用していることがわかります。
リスティング広告を利用するメリットとは
では、なぜこれだけの企業がリスティング広告を利用しているのでしょうか。
そこには様々な理由が考えられますが、可能性の一つとして「採算が取れているから広告を出している」もしくは「今後採算が取れると期待できる」からこそ、ネット広告を出しているとも考えられます。
多くのお客様が「チラシは出すけどネットは・・・」というご意見をお持ちであるのは十分に存じあげておりますが、これだけの企業がネット広告を出しており、それが途絶えることがないということは、
実際に売り上げにつながっている可能性が高いとも考えられます。
さらに、リスティング広告を出すことによって得られる大きなメリットの一つに、「マーケティングデータの蓄積」がございます。
例えば広告文Aと広告文Bで、より多くのユーザーにクリックされた方の広告文は、「お客様の目を引く広告文である」という可能性が高く、さらにその広告文とLP(ランディングページの略で、この場合広告をクリックしてユーザーがはじめに訪れるページのことを指す)の関連性を高めることで、
より広告の効果を高めることが可能となります。
また、例えば福島県よりも東京都の人の方が商品・サービスの購買率が高いということがわかれば、東京都や首都圏向けに商品・サービスを改善・開発してもいいかもしれません。
このように、データの蓄積は御社のビジネスを良い方向へ導く一つの要素にもなりうるのです。
そしてデータの蓄積で言えば、Googleが無料で提供している高性能な解析ツール"Google Analytics"の存在を忘れてはいけません。
このGoogle Analyticsを用いることで、御社のホームページを訪れるユーザーの様々なデータを非常に詳細な部分まで蓄積することができるようになります。
このGoogle Analyticsに関しては、【東北の企業向け】ホームページ改善に欠かせない1つのツールという記事にて、なるべくわかりやすくおまとめしたつもりではございますので、
合わせてご参考としていただければ光栄です。
福島の企業のWeb担当を目指すカントリーアド
当カントリーアドでは、リスティング広告をはじめとしてSEO、MEO、Googleマイビジネス、SNS広告、格安サイト制作、サイト解析レポートなど、
インターネット上のマーケティングにまつわる全てをサポート可能な、福島密着型のネットの広告代理店として、様々な企業様のコンサルティングを承っております。
ご相談は完全無料、しつこい営業は一切なく、メール・電話・LINEなどでいつでもご相談を承っております。
少しでもインターネット広告・リスティング広告にご興味がおありの皆様には、ぜひお友達に簡単な相談をするようなお気持ちで、お気軽にご相談をいただければと思います。
福島のWeb広告に関するお問い合わせはこちらからどうぞ。
最後に【お役立ちツールのご紹介】
リスティング広告を始められるにあたり、気になるのが御社の商品・サービスを検索する人がどの程度いるのかということです。
これを検索数と言いますが、あくまで参考までとはなりますが、キーワードを入力するだけで、予想される検索数を調べることができるサイトがございますので、ご紹介させていただきます。
<キーワード検索数チェックツール>
こちらは株式会社ディーボが提供しているツールで、検索窓に調べたいキーワードを入力し、「チェック」ボタンを押すだけで、
キーワードがどれだけ検索されるかの予想値を調べることができます。
もちろんこれが全て正確なデータ・検索数ではないですが、一つの参考値として活用することができます。
<Googleトレンド>
検索サービス最大手の世界的企業、Googleが無料で提供しているのが、このGoogleトレンドです。
こちらは先ほどのチェックツールとは少し趣が異なり、調べたいキーワードがどんなトレンドを持っているかが調べられるというツールです。
使い方はシンプルで、「トレンドを調べたいキーワードを入力する」だけとなります。
例えば新型コロナウイルスの影響で需要が高まってきている「除菌スプレー」と調べてみると、ここ数ヶ月で非常にたくさんのユーザーが「除菌スプレー」と検索しているということがわかります。
さらにこのツールが面白いのが、都道府県別でどの地域で検索されることが多かったのかを、ビジュアルで見ることができるという点です。
これらのデータは、ネット広告のみならず実際のビジネスにおいても有益な情報として活用することも可能です。
紙媒体とインターネット広告の大きな違いは、これら様々なデータを自らが主体的に収集することができるという点になります。
そして重要なのはその”得た”情報をどのように”活かす”ことができるかであると、当カントリーアドでは考えております。
そして、その”活かす”にはどうすればいいのかを考えるとき、御社の側で一緒に考えるWeb担当者がカントリーアドであることを、心から願っております。
その他にも、この福島のWeb広告ブログではさまざまなお役立ち記事をご用意しております。
会津でもいわきでも郡山でも。Google広告(リスティング広告)を自分で学ぶ方法の中では、福島にいながらにしてご自分でリスティング広告を学ぶための方法をおまとめしておりますので、
ぜひ今後のご参考としていただければ幸いです。
Country Ad
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