福島の企業のWeb担当を目標に活動をしております、カントリーアドでございます。
今回は東北の企業、そして福島の企業の皆様に<ホームページの改善に欠かせない一つのツール>について、ご紹介させていただきたいと思います。
ちなみに最近のことですが、「ホームページの改善をしたい」というご相談をいただき、「”Google Analytics”はご覧いただいていますか」とお尋ねしますと、
「聞いたことはあるけど・・・」というご回答をいただきました。
実はそれが一度や二度ではございませんでしたので、「東北、福島においてはこのツールがまだまだ有効活用されていない」と感じ、今回のこの記事を書かせていただいているところでございます。
早速、そのツール<Google Analytics>についてご説明させていただきます。
ちなみに、こちらの記事をご覧いただいている方は福島の広報のご担当者様、もしくはWeb広告にご興味をお持ちの方かと思われますが、
福島のホームページがまず改善したい1つのことと題し、より具体的なホームページの改善策をまとめた記事もございますので、そちらも合わせてご参考としていただければ嬉しく思います。
Google Analyticsとは
おそらく皆様も一度は耳にされたことがあるのではないかと思いますが、簡単に申しますと"Google Analytics"とは
「ホームページの改善に欠かせないアクセス解析ツール」であると言えます。
その名の通りGoogleが提供している無料のアクセス解析ツールであり、皆様がホームページを制作会社にご依頼されて作られたのであれば、
ほとんどの場合、制作会社側でこのツールをサイト内に設置されているものと思われます。
(よくわからない場合には、まずは制作会社様へお尋ねください。)
Google Analyticsを使ってできることは非常に多岐にわたり、少し例を挙げるだけでも以下のようなことができるようになります。
・先月ホームページを訪れた人の数が分かる。
・ホームページを訪問した人の年齢、性別が分かる。
・よく読まれているページとすぐ離脱されてしまうページが分かる。
・訪問者がよく使っているデバイス(パソコン、スマホ、タブレット)が分かる。
・訪問者のアクセスする時間帯、曜日が分かる。
これらが全て無料で解析できるため、このデータを活用することでホームページの改善を効率よく行うことができるのです。
※会社や上司から「アクセス数を調べて」と言われた方には、福島のWeb担当者向け:「サイトに何人来たか調べて」と言われたらをご一読いただくことをお勧め致します。
どうやってホームページを改善するのか
「ホームページの改善」と一言で言っても、それぞれの企業様によって意味合いは異なりますが、多くの場合「ホームページの改善=ホームページからもっと売り上げをあげたい」ということになろうかと思います。
例えば、ECサイトであれば商品の購入率を上げたい、不動産仲介サイトであれば問い合わせを増やしたいなど、最終的にはやはり
「ホームページから何らかの成果を挙げていきたい」と考えられるのは、至極当然のことかと思われます。
ここで重要になってまいりますのが、こちらの公式です。
成果数(商品購入・サービスの問い合わせ)=ホームページへのアクセスユーザー数×成果獲得率(成果に繋がる確率)
例えばホームページのアクセスユーザー数が1,000で、そこから成果につながる確率が0.5%の場合、成果数はこうなります。
アクセスユーザー数:1,000×成果につながる確率:0.5%=5件の成果
もしこれがホームページを改善し、成果につながる確率が2%になったとしたらどうでしょうか。成果数は以下の通り倍増します。
アクセスユーザー数:1,000×成果につながる確率:2%=20件の成果
つまりホームページを改善する上では、いかに成果につながる確率を上げていけるかが重要な要素であるかということがお分かりいただけると思います
具体的なGoogle Analyticsの活用方法
少し前置きが長くなりましたが、ここからGoogle Analyticsの活用方法について触れていきたいと思います。
実はこのツールは無料でありながらも非常に奥が深く、この1記事だけで全ての使い方を網羅することは到底かないませんので、まずは参考までに代表的な活用方法をお伝えさせていただければと思います。
1:まずはざっくりと全体像を掴む
Google Analyticsを開いてはじめのページには、御社のホームページの様々なデータがまとめられています。
ここでは
・アクセスした訪問者の数
・今この瞬間にホームページにアクセスしている人(アクティブユーザー)の数
・Analyticsからのアドバイス
が表示されています。
次は
・訪問者がどんな経路からホームページに訪れたか
・どの地域からアクセスされたか
・訪問者が多い時間帯
が一目でわかります。
この部分では、
・訪問者がよく訪れる人気のページ
・アクティブユーザー(特定の期間内に訪れた人の人数)
・訪問者がどんなデバイス(パソコン、スマホ、モバイル)で訪れているか
・リピーターはどのくらいいるのか
・成果はどの程度獲得できているか
などがわかります。
これら情報を定期的に見ていますと、例えば「毎年この時期にはアクセスが増える」や、「このページがとても人気がある」などの情報が、少しずつお分かりになられるかと思います。
最低限このページだけでも定期的にチェックされることで、サイトの「健康状態」を知ることができますので、是非試していただければと思います。
2:問題のあるページはどこか探し当てる
先述した「成果の獲得率」を上げていくためには、サイトから離脱する(サイトを離れる)人を減らしていくことが重要となります。
そんな際には”サイトコンテンツ”のページが役に立ちます。
Analyticsの左側にあるメニューから、行動サイト>コンテンツ>全てのページを選択していただくことで、”サイトコンテンツ”のデータを見ることができます。
右上の箇所で対象となる期間を選択するだけで、その期間にアクセスされたページが一覧で表示されます。
注目すべきは”離脱率”という項目です。
この”離脱率”が高いページ=訪問者にとって不親切なページである可能性が高いと言えます。
※"離脱率"が高いからと言って、必ず不親切であるとも言い切れません。
重要なのは「本来そのページから別のページ(申込フォームなど)へ移動して欲しいのに、そのページを最後に離脱されてしまっている」というページを見つけ、改善することにあります。
是非一度この一覧を見て、御社のホームページで離脱率が高いページがないか、チェックしてみていただければ幸いです。
3:デバイスによる問題をチェックする
よくみられる問題の一つが、「スマホで見ても、パソコンのサイトが表示される」ということです。
スマホでパソコン用のホームページを見ても、文字がとても小さいため見づらく、訪問者が離脱してしまう可能性が高まります。
(また、その場合SEOの観点から見てもあまり好ましいとは言えない状況です。詳しくは別の記事「【福島の初心者の方向け】SEOとは?」をご参照いただければと思います。)
このようなデバイスの問題をチェックするためには、左のメニューからユーザー>デバイス>概要を選択すると、以下のようなデバイスごとのデータを確認することができます。
直帰率とはサイトを訪れて、どのページにも移動することなく離脱されてしまう確率のことを表し、なるべくこの数値が低い方が望ましいと言えます。
平均セッション時間とは、訪問者がホームページ内に滞在する時間の平均を示したものです。
例えばmobile(スマホ)とdesktop(パソコン)の間で、この直帰率や平均セッション時間にあからさまな差異がある場合には、どちらかに問題があると考えられます。
このようなデータを元に、ホームページにおける問題を一つ一つ探し当て、改善をしていくことで、アクセスが成果へとつながる確率を高めていくことができます。
まとめ
少し長文となってしまいましたが、Google Analyticsについてご興味をお持ちいただけたでしょうか。
人との接触が敬遠され、距離を離すことを余儀なくされる現在の環境では、ホームページを活用することはこれまで以上に重要になってまいります。
こういった環境にあるからこそ、改めてお持ちのホームページと向き合い、問題点を一つずつクリアしていき、ホームページからの商品購入やお問い合わせが増えるように、改善を進めていっていただければと思います。
また、当ブログではこの他にも様々なお役立ち情報を発信しております。
福島にいながらWeb広告を勉強する上で役に立つサイトまとめ【担当者必見】では、地方在住だとしても都市部と同じような最新の情報へ触れる方法をまとめております。
その他にも福島のWeb広告ブログ内で記事を多数ご用意しておりますので、ぜひご活用いただければと思います。
そして、当カントリーアドでは上記のようなアクセスデータを元にしたホームページの改善提案も行っております。
どんなご相談であっても、完全無料で丁寧に回答させていただきますので、是非お気軽にご相談くださいませ。
また、LINEでのざっくりとした相談も可能ですので、ご活用ください。
上記ツールをご活用いただきまして、皆さんのホームページが訪問者の方々にとって使いやすく、有益であり、かつ最終的なお問い合わせにつながりやすいものとなりますよう、心から願っております。
Комментарии