福島県内で、インターネット広告全般のコンサルティング提案・運用サポートを行っております、カントリーアドと申します。
今回は、郡山市内で実店舗を経営されていらっしゃる方、またはその広報活動を担っていらっしゃる方に向けて、
Google広告運用のポイントを3つお伝えさせていただければと思っております。(様々な改善施策がございますので、今回はその中で3つの施策に絞ってお伝えしてまいります)
郡山市内での集客に困っていらっしゃる方や、チラシの効果がなくなってきたと感じていらっしゃる方に、「Google広告での集客のコツ」をお伝えできれば幸いです。
Google広告運用の3つのポイント
まず前提として、本記事はGoogle広告(リスティング広告)をご存知の方に対して、運用のポイントをまとめたものになります。
「リスティング広告について何もわからない」という方は、まずはこちらのページ(超入門!初心者でもわかるリスティング広告のコト)からご覧いただくことをお勧め致します。
幅広いユーザー層に対して広告を配信するため、今や多くの企業やお店が運用しているリスティング広告。
では、郡山市に実店舗を持つ御社は、どのようにしてリスティング広告を運用していけばいいのでしょうか。
3つのポイントに絞ってお話しさせていただきます。
1:LPに自信はありますか?
2:地域の絞り込みは必須
3:KW・広告文には地域名を含める
早速一つずつ見ていくことにしましょう。
1:LPに自信はありますか?
まずはリスティング広告を始める前に、ユーザーが広告をクリックした際に訪れるページ、つまりあなたのLP(ランディングページ)についてのお話です。
※本来キーワードや広告文など、リスティング広告に関するポイントからお伝えすべきとも思いましたが、そもそもLPがあまりにおざなりにされたまま配信されているケースが多く散見されている状況から、まずはLPに関してお伝えさせていただきます。
結論からお伝え致しますと、LPの出来次第でリスティング広告から獲得できる成果の数は大きく変わってくるということが言えます。(もちろん全てがLP次第というわけではありません)
まずはこの公式を覚えておいていただければと思います。
CV=CLICK×CVR
これはつまり
成果数=クリック数×成果につながる確率
ということです。
(「CVやCVRなど、よくわからない単語が多すぎる」とお感じの皆様は、【福島の初心者の方向け】Web広告の専門用語集<リスティング広告編>も合わせてご覧ください。)
より多くの成果数を獲得するためには、低単価で質の多いクリックをいかに多く集めるか、そしていかに成果につながる確率を上げていけるかということが重要となります。
(当然、キーワードがユーザーのニーズに合ったものを配信できているかなど、申し込みにつながる確率の全てがLPに由来するわけではございませんが、その割合は無視できないほどの影響力があります)
その成果につながる確率の部分に非常に大きな影響を与えるのが、LPの出来なのです。
試しに、あなたがお客様のつもりで御社のLPを見ていただきたいと思います。
あなたはそのLPを見て、商品・サービスに興味・関心を持ち、それを購入・利用したいと思ったでしょうか。
もしそのLPの内容がスカスカで、商品・サービスに対して興味が沸かなかったなら、今すぐLPの構成を考え直す必要があろうと思われます。
どれだけリスティング広告によって多くのクリックを集め、お客様をサイトへ呼び込めたとしても、そのサイトやLPが魅力的でなければ、
リスティング広告からの成果獲得は非常に困難と言わざるを得ません。
リスティング広告を始める前に、まずはLP(もしくはサイト)のコンテンツが十分か、そして見やすい流れになっているかを、改めて俯瞰して考えてみましょう。
参考までに、競合他社のLPなどがまとめられているサイトを共有させていただきます。
・LPアーカイブ
・ランディングページ集めました
大切なのは、「お客様の目線から、内容も十分で見やすい魅力的なLPを目指す」ということです。
(この他にも、ファーストページビュー内である程度全体像を掴んでもらうようにするなど、LPは非常に奥が深いものと言えます。)
その他にも、そのLPから実際に問い合わせや購入につながる問い合わせフォーム・入力フォームに関して最適化を図ることで、
より成約につながりやすい導線作りを整えておくことも非常に重要です。その部分につきましてはフォームの最適化についてまとめた記事をご参考としていただくことで、
ある程度の大枠はつかんで頂けるのではないかと思います。
2:地域の絞り込みは必須
リスティング広告では、広告を配信する地域を絞り込むことができます。あなたのビジネスが郡山市内の実店舗で行われるのであれば、
少なくともその商圏内に表示されるようにしなければなりません。しかしあなたのお店からあまりに離れた人に対して広告を表示しても、広告費の無駄になってしまいます。
例えば広告費は3万円で、郡山に1校舎だけの塾が会津やいわきに向けて広告を出しても、おそらく申し込みを得られる確率は低いと思われます。
そんな「地域の問題」を解決すべく、Google広告には大きく分けて2つの地域の絞り込み方法があります。
それが「地域」と「範囲」です。
まず「地域」での絞り込みとは、<福島県>単位や<郡山市>単位で選択できる絞り込みのことで、福島県内では現在以下の区分が設定可能です。
・福島県
・郡山市
・福島市
・白河市
・二本松市
・会津若松市
・いわき市
あなたの商圏に合わせて適切な地域の絞り込みを行うことで、余計な予算を使うことなく求めるユーザー層に対して広告を配信することが可能となります。
次にご紹介する「範囲」での絞り込みは、より現実的な地域の絞り込み方法です。
この絞り込みならば、「お店から半径20km以内の人に対してのみ広告を出す」という、まさに実店舗向けの広告配信が可能となります。
郡山の実店舗の広告を出すのであれば、まずはこのような絞り込みを行うことで、無駄を省き広告費を最大限有効に活用することができるようになります。
これから運用をされる方も、既に運用をされていらっしゃる方も、この設定はほぼ必須の項目と言えます。
(キャンペーンごとの設定が可能です。)
3:KW・広告文には地域名を含める
地域に根付いたビジネスを行うのであれば、その地域名をキーワードや広告文に含めるのは必須と言えます。
例えば郡山の塾であれば、
KW:「郡山 塾」「郡山市 塾」「郡山駅 塾」
広告文:「郡山の塾なら〇〇/豊富な合格実績あり」
など、地域名+あなたのビジネスを組み合わせることで、よりユーザーの目に留まりやすい広告が出せるようになります。
この辺りは今更お話しするほどではないかもしれませんが、徹底して対応しておくべき項目と言えます。
実例集その1:郡山の不動産業者の場合
もし御社が郡山の不動産の買取業者の場合、3つのポイントを抑えるとすればこのようになるかと思います。
1:LPは制作会社と話し合い、不動産買取について分かりやすいイラストを多用。
↓
不動産買取などは、一般のお客様からすれば流れや手数料などわからない部分が多くあります。
そういった「分かりにくい」部分をイラストなどで説明してあげることで、お客様からの不安を解消し、申し込みや問い合わせへとつなげることが大切です。
2:地域の絞り込みは商圏全てに設定
↓
基本的には、あなたの会社が商圏とする地域には全てに配信できるように設定しましょう。
あまりにも絞り込みすぎると、本来顧客となりうる人たちにまで制限がかかり、広告が見られないといった失敗にもつながります。
3:KW・広告文にはきちんと地域名を含める
↓
「郡山 不動産」、「郡山市 不動産買取」はもちろんのこと、物件が多いと思われる箇所や力を入れて行きたい地域はさらに細かく地域名を含めてもいいかもしれません。
その際、広告文の中にもその地域名を含めることで、クリック率を高めることができます。
実例集その2:郡山のリフォーム業者の場合
もし御社がリフォーム業者の場合には、このようなポイントを抑えておくべきです。
1:LP内では、リフォーム前・リフォーム後のように、お客様がイメージのしやすい比較例を載せて、問い合わせにつなげていく
↓
リフォーム業者のLPの内容として必要不可欠なのが、リフォーム前後の比較画像です。
ボロボロの物件がピカピカになるという比較画像はよく目にしますが、その落差が激しければ激しいほど、またセンスがよければその分だけお客様の期待値は高まります。
また、その際には「ブルックリン風」や「モダン和室風」など、テイスト別に比較画像を入れることで、求めるユーザー層に対してアピールができます。
2:施工可能な商圏内には全て配信する
↓
基本的には先ほどの不動産業者の場合とほぼ同じですが、応用編として「この地域は配信から除外する」という「除外設定」も実は設定することができます。
これにより、対応できない商圏をあらかじめ配信から外すことができるため、無駄な広告費用の発生を抑えることができます。
3:KW・広告文には夢が膨らむ一文を入れる
↓
「郡山市 リフォーム業者」「郡山 リノベ」などで基本的な顧客層を抑えておくことは当然ながら、
広告文には「ブルックリン風の男前リフォームが人気」、「オーダーメイド感覚」などの、イメージやメリット、そして御社の強みを想像できる文言を含めておくことで、
顧客の想像心をかき立て、問い合わせ効率アップへとつなげていくことができます。
郡山の実店舗はGoogle広告で集客アップ
ここまで様々な例を挙げながら、郡山市内の実店舗向けのGoogle広告運用のポイントをご説明してきましたが、最後にその3つのポイントをもう一度おさらいとしてまとめておきます。
1:LPはしっかりと作り込んでおく
2:地域の絞り込みは必須
3:KW・広告文には地域名を含める
もちろん他にも様々な運用方針・方法はありますが、最低限この3つを抑えておけば、効率的かつ無駄を省いたGoogle広告運用が実現できるのではないかと思います。
末筆となりますが、コロナ禍の中で、非常に厳しい戦いを強いられていらっしゃる実店舗をご経営されていらっしゃる皆様におかれましては、心からの応援を送りたいと思っております。
微力ながら、福島の飲食店の皆様に向けたWeb集客の方法をおまとめした記事も書かせていただきましたので、こちらもご参考としていただきながら、
インターネットからの集客獲得を図っていただければと思います。
当カントリーアドでは、これまで100社以上の企業のWeb宣伝広告をサポートしてきた経験を活かし、
福島の皆様のネット広告戦略を支援しております。ご相談はいつでも完全無料、LINEでのざっくりとした相談も受け付けておりますので、
少しでもわからないことがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
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